飲酒に対しての見方 そして顔が赤くなる理由

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昨日の日曜日、外出していて帰宅したのは夜7時半ごろ。あと家まで30メートルというところで、何と道のど真ん中に人が倒れていた。

うつ伏せになりながらも手足を少しバタバタしている姿は、失礼ながら昔飼っていたカメに少し似ていた。近寄ってみると年齢は70くらいだろうか。一生懸命に立ち上がろうとしてもがいていた。

これは大変だと声をかけると「大丈夫、大丈夫」を連発する老人。道のど真ん中でもがいていて何が大丈夫なのか。

体を起こそうとひざまずいて老人に近づくとものすごいお酒の臭いが。

私はアルコール類を口にしないのでお酒の臭いが苦手だ。要するに飲みすぎて酔っ払い、道の中央で伏してしまったという事だ。地球をハグしているようにも見える。

それでも彼のメガネを拾い、どうにか座らせ、無事を確認してから家に帰った。ちなみに自分の体からもしばらく酒の臭いがした。

そして突然、叫び出す男性。

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「都民の貴重な税金を我が物顔で使う知事なんてダメだ!」

今、旬な話題。

その後も

「尖閣諸島を我が物顔で横取りしようとしている中国はダメだ!」

「我が物顔」というフレーズが好きな様子。

そして最後に

「何を言っても、こんなところで飲んだくれている自分が一番ダメだ!」

…あ、わかっていらっしゃる。笑

ちなみに飲酒で顔が赤くなるのは、アルコールが代謝されて生じるアセトアルデヒドという物質のせいらしい。

人によってはアセトアルデヒドを分解する酵素のひとつであるアルデヒドデヒドロゲナーゼという物質の分解能力が低いので、その結果、血中濃度が上昇してしまい、顔が赤くなるのだとか。

つまりあれはウルトラマンのカラータイマーと同じで体への警告ともとれるわけで。

外国、特に欧州では、自分の理性を失うほど飲酒するのは「自制心がない」証として、社会的にレベルの低い人間として見なされる。困っている人には手を差し伸べるつもりだが、飲みすぎで事故にでもあったらそれこそ、自業自得。よく考えて欲しいものである。

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