通訳中のハプニング


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英会話は私の趣味の一つである。

最近はNHKや英会話の本などを楽しみつつ、TOEIC対策にも手をだしている。語学の勉強には終わりがないが、私が人生で極めたいと思う言葉が日本語と英語だ。そして手話もひそかにマスターになりたいと思っている。私は最初、手話は外国でも同じだと思っていた時期があるが、何とまったく異なるだけでなく、日本国内でも方言などの関係上、数種類があると知った時には驚いた。驚いたと同時に「じゃあ、どれを習えばいいの?」と疑問をもった。具体的に動き始めているわけではないが、必ずものにしようと思っている。

私が生まれて初めて同時通訳をしたのは1998年の事だった。

最初は緊張しっぱなしで、口を開いていた時間よりも沈黙の方が多かったくらいだ。ちなみに、通訳には2種類あり、同時通訳と逐次(ちくじ)通訳がある。

同時通訳は字のごとく、相手が話していると同時にヘッドフォンとマイクを使って通訳していくものであり、聞きながら話さなければいけない。会議などは通常、この方法を取る場合が多い。

逐次通訳は話者が1~数文ごとに話を切り、通訳者と交互に話していくタイプだ。こちらは主にセミナーなどで使われる。

では、問題。一般的に通訳者は同時通訳と逐次通訳はどちらが難しいとされているだろうか。

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(個人差はあるにしろ)正解は「逐次通訳の方が難しい」とされている。感覚的には同時の方が難しいような気もするのだが、これには理由がある。
逐次通訳は人前、しかもほとんどの場合、大勢の前で話さなければいけないので違った意味での緊張と、プレゼンテーション能力などが必要になるのだ。また交互に話すので、知らない単語でつまる事もできない。同時通訳は変な言い方だが、たとえいくつか文章が抜けていても意味が通じていればOKな場合が多い。

そして以前に同時通訳をしていた時にその事件は起こった。
日本人にとって「英語→日本語」の方が「日本語→英語」より簡単だ。

しかしその日、私は「日本語→英語」通訳をしていた。

会場は8割日本人、2割アメリカ人。とっても早口の日本人話者に対し、必死に持てる英語能力で喰らいついていく私。話の細かい内容は覚えてないが、自分で開いたビジネスで1度失敗するが、最後は盛り返して逆転!金持ちになったというような話だ。

私の声をイヤホンを通してウンウンとうなづいている外人を見ると、一応話の筋は理解してくれているらしい。そして話は終盤へ!盛り上がりもピークへ!英語にも力と感情を込め発信する私!

そして話のオチ。なんと話者の最後のセリフは
「まあ、そういうわけで商い(あきない)は本当に飽きない!」

大爆笑の日本人聴衆。

それを受けて「・・?何?早く訳せよ」的な目でこちらを振り返る外人達。

無理だ!

もうしばらく通訳しません。

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