最近、テレフォンショッピングが増えてきたなあと、ここ数年思っていたら今や数多くの専用チャンネルが連日流れるようにまでなってしまった。
観ていてきになるのが観客(サクラ)の声。
「ワー!」
「やすーい。」
「おおー。」
「えーっ!」
などと、ことあるごとにワザとらしい声を上げて番組を盛り上げる。
そしてなぜかそのほぼ全員が女性である。
まるで練習したかのように(していますが)そろいすぎている主婦の声。
その驚きは冷静に聞けば聞くほど不自然。
例えば真珠のネックレスを紹介するシーン。
「何とこのネックレス!珍しい天然の真珠を使っているんです!」
「えー!」
これはまだわかる。
「このサプリメント1粒にレモン50個分のビタミンCが入っているんです!」
「何とこのお値段で驚きの1600万画素!」
「ええー!」
この辺も理解できる。
理解できないのはここから。
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「これはただのローヤルゼリーではありません。何と1日のうちに朝、採れたものだけを使っているんです。」
「おおー!」
おいおい、朝採れたやつがどれだけいいのか価値わかるのかい。
「これ、ただのシェーバー(ヒゲそり)ではありません。以前の2枚刃モデルが改良されて3枚刃になったんです!」
「おおー!」
「おおー!」ってあんたらヒゲそった事ないだろ!
絶対に価値わからないはず。
男性でもあまりわからないし。
まあ、一種のマインドコントロールというか戦略なので、しかたないと言えばしかたないが。
ちなみに私の友人の一人が以前にこの「おおー!」のバイト経験者という事が最近、判明。
雰囲気作りは必要でも、過剰な演出は控えてほしいところ。
是非、次回ご覧になる際はそんな若干の矛盾と共にお楽しみ下さい。
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