時代遅れと呼ばないで

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私が小さい頃はレコードがすたれつつも、まだ存在していた。

何やらペラペラのビニールのようなレコード(ソノシート)が本の付録でついてきたりした事もあった。

今は学校や英会話の教材でさえ、CDやiPodを使用したポッドキャスティングの時代である。

子供の頃、自分の親の幼少時代の話などを聞くと「古い」「不便」などのイメージがどうしてもあったが、逆に私の世代が将来、子供からバカにされる要因は何かを考えてみる事にした。

まずビデオ。今やDVDに支配され、「レンタルビデオ」と言いつつも実はDVDの方が多い。というか、私は今だにレンタルビデオと呼んでいるのだが、今の子供達はどうなんだろうと聞いてみた。

結果「TSUTAYA(ツタヤ)」「GEO(ゲオ)」などの固有名詞で呼んでいる子が多いことが判明。うーむ、さすがにビデオという言葉は使われていないのか。ブルーレイは思ったよりも普及せず、DVDが根強い人気で頑張っているが、ビデオテープは今見てもすでにやや古臭い感じがする。仕組みというか構造もカセットテープのようだし、大きいのでかさばる。

テレビもそうだ。今やフラットスクリーン(薄型)があたり前。液晶、デジタルの時代だ。しかも32型を中心に50くらいまでのサイズは当たり前になっている。こうなるとちょっとしたホームシアターだ。

今年は2016年。平成28年だから、30歳近いおじさん・おばさん(失礼)でもすでに平成生まれ。

きっと今後は今よりも「へえー。昭和生まれなんだー。」とまるで生きた化石のように扱われるにちがいない。

もしくは「1000年代生まれだって。」と原始人を見るような目でみられるのかもしれない。

頑張ろう!原始人の同胞よ!

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